当初、アルコール
依存
の家族にたいして、
依存
を手助けしないためのアドバイスをすれば済むと考えられていた。しかし実際は、その家族の
依存
的態度の変更がはるかに困難で、それ自体を一つの病的傾向として扱われるに至った。
その結果、あらゆる嗜癖とは共
依存
の反応の一つであり、すべての問題の根に「共
依存
」があると認識されるに至る。
ついには、現代社会に広くみられる一般的病理として「共
依存
」という言葉が使われるようになった。自分の存在意義を確定させるために、他者からの承認を過剰に求める現象は、現代社会のあらゆるところで見いだすことができるのである。