なぜ親子間より夫婦間が問題になりやすいか
上で述べたように、
依存
者はその家族から離れることによって回復するケースが多い。共
依存
状態の中にあっては回復は困難なので、そこから物理的に離れてしまうことが有効なのである。
親子間においては、社会通念として子供は親離れすることが要請されている。そのため、成人が
依存
症になった場合には、親子関係の共
依存
があったとしても、すでに物理的に離れているケースが多い。
しかし、夫婦間においては、物理的・経済的に密接な関係にあるだけでなく、心理的にも適切な相互
依存
関係にある。夫婦である以上、お互い適切に
依存
しあう必要があるにもかかわらず、その
依存
の仕方が共
依存
になってしまった場合、その後の夫婦関係は相当の困難を伴うと考えられる。(カウンセラーなどの第三者の介入と援助を求めることを強く推奨したい。その際、妻と夫の両方が、(別々ではあっても)カウンセリングをうける必要があるのは言うまでもない。)
親子間においては、社会通念として子供は親離れすることが要請されている。そのため、成人が
しかし、夫婦間においては、物理的・経済的に密接な関係にあるだけでなく、心理的にも適切な相互
