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詭弁の起源

依存者の否認でもっともよく用いられる論理が、「勝てばいい」というものだ。「勝てればパチンコは得だ」「勝って借金がなくなればチャラだ」などと言い出す。パチンコ依存が金の問題でないことは誰の目にも明らかだが、すべてを金の問題にずらすことによって自分を正当化しようとする。

また、この他の詭弁には、何かによって「最終的に報われる」と考えていることがあげられる。いつかは自分のこの惨めな状況がひっくりかえると妄想し、実に勝手なストーリーを構築してしまっていることがあるのだ。

いい仕事につければ、いい結婚相手がみつかれば、といったことから、宝くじのような幸運まで、数えればきりがない。考えてみれば、今日から勝てると考えて懲りずにパチンコに行くこと自体が、妄想ストーリーである。

つまり、現状の問題点を客観的に検討するよりも、将来のある一点によって救われようとするのである。幼児期の妄想的な戦略が色濃く残存してしまっている人は、そのような自分勝手で受動的なストーリーを信じ込みやすい。まったく妄想的なストーリーを自分の支えにして、現実からとことん目を逸らすことができてしまうのだ。

また、世間的な価値観を無反省に内面化してしまうタイプの人、あるいは幼児期から世間の基準に自らを投入するような偏狭な世界観で育ってきた人というのは、現実の複雑さに耐えることができずに上記のような安易な発想に流れがちになるという。

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